防水イヤホンのIP規格を正しく理解する
イヤホンの防水性能はIP規格で表記されます。「IPX」の後の数字が防水等級を示し、数字が大きいほど防水性能が高くなります。
| 等級 | 内容 | 使えるシーン |
|---|---|---|
| IPX4 | 飛沫防水 | 汗・小雨 |
| IPX5 | 噴流水に対する保護 | シャワー(短時間) |
| IPX6 | 暴噴流に対する保護 | 強いシャワー |
| IPX7 | 一時的な水没(水深1m/30分) | 入浴・突然の水没 |
| IPX8 | 継続的な水没(条件はメーカー依存) | 水泳・ダイビング |
| IP67 | 防塵6等級+防水7等級 | 砂浜・入浴 |
| IP68 | 防塵6等級+防水8等級 | 水泳・プール |
プールやシャワーで使うならIPX7以上、水泳中に音楽を聴くならIP68のモデルを選んでください。「IP67」と「IPX7」の違いは、防塵性能の有無です。砂浜やアウトドアで使う場合は防塵性能もある「IP67」以上が安心です。
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完全防水イヤホンの種類
骨伝導タイプ
耳を塞がず、こめかみ付近の骨を振動させて音を伝えます。水泳中でも周囲の音が聞こえるため安全性が高く、耳穴に水が入る心配もありません。ただし、音質(特に低音)はカナル型に比べると控えめです。
カナル型(耳栓タイプ)
耳穴にイヤーピースを挿入する方式。遮音性が高く、音質に優れます。ただし、水泳中は水圧でイヤーピースが外れるリスクがあり、骨伝導タイプに比べると水中での安定性はやや劣ります。
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完全防水イヤホンおすすめ4選
BESTおすすめ
Shokz OpenSwim Pro
IP68対応の水泳用骨伝導イヤホン。Bluetooth+MP3の2モード
¥25,800前後※参考価格
- 防水等級IP68(水深2m/2時間)
- タイプ骨伝導
- 接続Bluetooth 5.4 / MP3(内蔵32GB)
- 再生時間Bluetooth 9時間 / MP3 6時間
- 充電時間約90分
- 重量約27g
Shokzの水泳対応骨伝導イヤホンです。IP68防水で水深2mまで2時間の連続使用が可能で、プールでの水泳中も安心して使えます。Bluetoothモードと内蔵32GBのMP3モードを切り替えられるため、プール(MP3モード)と陸上(Bluetoothモード)で使い分けができます。骨伝導方式なので耳穴に水が入る心配がなく、泳ぎながらでも安定した装着感を維持できます。
#2
JBL Endurance Race 2
IP68防水+ANC搭載。スポーツ全般に対応
¥11,000前後※参考価格
- 防水等級IP68(イヤホン本体)/ IPX2(ケース)
- タイプカナル型完全ワイヤレス
- ドライバー6.8mmダイナミック
- ANCあり(2種類の外音取り込みモード付き)
- 再生時間最大48時間(ケース込み・ANCオフ時)
- マルチポイント2台同時接続対応
JBLのスポーツ向け完全ワイヤレスイヤホンです。IP68防水でありながら1万円台前半の価格は、防水イヤホンの中でもコストパフォーマンスに優れています。ツイストロック構造とウイング付きエンハンサーで激しい動きでも外れにくく、ランニング、ジム、シャワーなど幅広いシーンで活躍します。ANCと外音取り込みモードも搭載しており、日常使いとの兼用にも向いています。
#3
Shokz OpenRun Pro 2
IP55防水の高音質骨伝導。ランニング+シャワー向け
¥27,800前後※参考価格
- 防水等級IP55
- タイプ骨伝導
- 接続Bluetooth 5.3
- 再生時間最大12時間
- 充電急速充電5分で2.5時間
- 重量約30g
Shokzの高音質骨伝導イヤホンです。IP55防水はプールでの水泳には非対応ですが、シャワーや豪雨のランニングには対応しており、日常的な防水用途なら十分な性能です。DualPitchテクノロジーで骨伝導イヤホンとしてはトップクラスの音質を実現しており、音楽を楽しむ用途にも満足できます。約30gと軽量で長時間装着しても疲れにくく、12時間の再生時間も優秀です。
#4
Sony WF-1000XM5
IPX4防水+業界最高クラスANC。日常防水の最高峰
¥35,000前後※参考価格
- 防水等級IPX4
- タイプカナル型完全ワイヤレス
- ドライバー8.4mmダイナミック
- ANC業界最高クラスのノイズキャンセリング
- 再生時間最大12時間(ケース込み24時間)
- コーデックLDAC / DSEE Extreme
ソニーのフラッグシップ完全ワイヤレスイヤホンです。防水等級はIPX4と「完全防水」には届きませんが、汗や雨には対応しており、ジムやランニングでの使用には問題ありません。プールやシャワーでの使用には向きませんが、音質とノイズキャンセリング性能は業界トップクラスで、日常使いのメインイヤホンとして防水性能もほしいという方に最適です。
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防水イヤホンを長持ちさせるコツ
- 使用後は必ず水気を拭き取る: 特に充電端子周りの水分は腐食の原因になる
- 海水・プールの塩素水は真水で洗い流す: 塩分や塩素は金属部品を劣化させる
- 充電は完全に乾いてから: 濡れた状態での充電はショートの原因になる
- イヤーピースは定期的に交換: 劣化したイヤーピースは防水性能の低下につながる
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