この記事で分かること
マイクに向かって「パ行」や「バ行」を発声すると、破裂音が直接マイクに当たって「ボフッ」というノイズが入ることがあります。これがポップノイズ(吹かれ)です。
ポップフィルター(ポップガード)は、マイクとの間に設置して息の直撃を防ぐアクセサリーです。配信、ポッドキャスト、歌ってみたの録音、会議用マイクまで、マイクを使うあらゆる場面で効果を発揮します。
この記事では金属製と布製の違いを整理した上で、用途別のおすすめ4モデルを紹介します。
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金属製 vs 布製の違い
ポップフィルターには大きく分けて金属製(メタル)と布製(ナイロンメッシュ)の2種類があります。
| 項目 | 金属製 | 布製 |
|---|---|---|
| ポップノイズの軽減 | ○ | ◎(やや優れる) |
| 高音域の影響 | 抜けが良い(クリア) | わずかにこもる場合あり |
| 耐久性 | 高い(へたらない) | 経年劣化あり(メッシュが伸びる) |
| 手入れ | 水洗いOK | 水洗い不可(汚れが染み込む) |
| 価格帯 | 2,000〜5,000円 | 1,000〜2,000円 |
金属製がおすすめの人
- 音質を重視したい(高音域の抜けを維持)
- 長く使いたい(メンテナンスが楽)
- 配信で顔出しする(視界を遮りにくい)
布製がおすすめの人
- 予算を抑えたい
- ポップノイズの抑制力を重視したい
- ボーカル録音で少しウォームな質感が欲しい
結論としては、配信やポッドキャストでクリアな音質が欲しい方には金属製、低予算で始めたい方や歌録音で少し柔らかい響きが欲しい方には布製がおすすめです。
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ポップフィルターの取り付け方
グースネック式
フレキシブルアームをマイクスタンドやマイクアームに挟んで固定するタイプです。位置の自由度が高く、マイクとの距離を細かく調整できます。ほとんどのポップフィルターがこの方式です。
マイク直付け式
マイク本体に直接かぶせるタイプです。Blue Yetiのような大型USBマイクには専用のポップフィルターがあります。マイクと一体になるため省スペースですが、位置の調整はできません。
マイクとの距離
ポップフィルターとマイクの距離は5〜10cmが目安です。近すぎるとポップノイズを防ぎきれず、遠すぎると効果が薄くなります。
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おすすめ4モデル
- タイプ金属製(ステンレスメッシュ)
- フィルター径約155mm(6.1インチ)
- 取り付けグースネック式
- クランプ幅最大25mmまでのマイクスタンドに対応
- タイプ布製(ナイロンメッシュ二重構造)
- フィルター径約155mm
- 取り付けグースネック式
- クランプ幅最大40mmまで対応
- タイプ金属製(メタルメッシュ)
- 取り付けマイク直付け式(Blue Yeti / Yeti X / Yeti Nano 対応)
- フィルター形状半球状カバー
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ポップフィルター以外の吹かれ対策
ポップフィルターと併用すると効果が高まる方法を紹介します。
マイクの角度を変える
マイクを口の正面ではなく、やや斜め(15〜30度)に配置すると、息がマイクに直撃しにくくなります。ポップフィルターと組み合わせれば、ほぼ完全にポップノイズを防げます。
ウインドスクリーン(スポンジカバー)
屋外での録音やエアコンの風が当たる環境では、スポンジカバーの方が効果的な場合もあります。ポップフィルターは室内向けのアクセサリーなので、使用環境に合わせて選びましょう。
マイクとの距離
マイクから15〜20cm離れて話すだけでも、ポップノイズは大幅に軽減されます。近接効果(マイクに近いほど低音が強調される現象)を活かしたい場合は、ポップフィルターで対策した上でマイクに近づくのがベストです。