レコードプレーヤーにスピーカーを繋ぐ前に知っておくこと
レコードプレーヤーの音を鳴らすには、いくつかの条件があります。普通のBluetoothスピーカーをポンと繋げば音が出る、というほど単純ではありません。
フォノイコライザーが必要
レコードプレーヤーから出力される音声信号(フォノ信号)は非常に小さく、そのままではスピーカーから音が出ません。この信号を通常の音量レベルまで増幅するのがフォノイコライザーです。
以下の3パターンがあります。
| パターン | 必要なもの | 手軽さ |
|---|---|---|
| プレーヤーにフォノイコライザー内蔵 | アクティブスピーカーのみ | 最も手軽 |
| スピーカーにフォノイコライザー内蔵 | そのまま接続可 | 手軽 |
| どちらにも非搭載 | 別途フォノイコライザーが必要 | やや手間 |
最近のエントリーモデルのレコードプレーヤー(Audio-Technica AT-LP60X、TEAC TN-400BTなど)は、フォノイコライザーを内蔵しているものが多いです。お手持ちのプレーヤーの仕様を確認してください。
Bluetooth vs 有線、どちらで繋ぐか
| 接続方式 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 有線(RCA) | 音質劣化なし、遅延なし | ケーブルの取り回しが必要 |
| Bluetooth | ケーブル不要、配置自由 | 音質がやや劣化、遅延あり |
音質を重視するなら有線一択です。ただしBluetoothでも最近のaptX HD / LDAC対応モデルなら、カジュアルに聴く分には十分な音質です。「レコードの温かみ」を味わいたいなら有線、「手軽さ」を重視するならBluetoothを選んでください。
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レコードプレーヤー対応スピーカーの選び方
アクティブスピーカーを選ぶ
スピーカーには「アクティブ(アンプ内蔵)」と「パッシブ(アンプが別途必要)」があります。レコードプレーヤーと手軽に組み合わせるなら、アクティブスピーカーがおすすめです。アンプを別途購入する必要がなく、プレーヤーとスピーカーだけで完結します。
チェックポイント
| 項目 | 確認内容 |
|---|---|
| 入力端子 | RCA入力があるか(レコードプレーヤーとの有線接続に必要) |
| Bluetooth | プレーヤーのBT送信に対応するか |
| 出力 | 10W以上あれば6〜8畳の部屋で十分 |
| サイズ | デスクトップに置けるブックシェルフ型が扱いやすい |
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おすすめスピーカー 4選
- 出力42W RMS(21W×2)
- ドライバー4インチウーファー + 0.5インチツイーター
- 接続Bluetooth 5.0、光デジタル、同軸デジタル、RCA
- サブウーファー出力あり
- リモコン付属
- 出力50W(25W×2)
- ドライバー3インチウーファー + 0.75インチツイーター
- 接続TRS / RCA / AUX(3.5mm)
- ヘッドホン出力あり(前面)
- サイズコンパクトなデスクトップサイズ
- 出力4W(2W×2)
- ドライバー52mmフルレンジ
- 接続3.5mmステレオミニ入力
- 電源USB給電(USB-A)
- ヘッドホン出力前面に搭載
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接続の手順(有線RCAの場合)
- レコードプレーヤーの背面にあるLINE OUT(フォノイコライザー内蔵の場合)またはPHONO OUTを確認
- RCAケーブル(赤白)でプレーヤーとスピーカーを接続
- プレーヤーのPHONO/LINE切替スイッチを確認(フォノイコライザー内蔵プレーヤーの場合は「LINE」に設定)
- スピーカーの入力をRCAに切り替え
- レコードを再生
PHONO出力をそのままスピーカーに繋ぐと、音が極端に小さい上に音質が悪くなります。必ずフォノイコライザーを経由してください。
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まとめ:レコード環境の組み合わせ例
| 予算 | プレーヤー | スピーカー | 合計 |
|---|---|---|---|
| 3万円前後 | Audio-Technica AT-LP60X(¥15,000前後) | Edifier R1280DBs(¥14,000前後) | 約¥29,000 |
| 5万円前後 | TEAC TN-180BT-A3(¥25,000前後) | JBL 104-BT-Y3(¥19,800前後) | 約¥45,000 |
レコードの「温かい音」をスピーカーから鳴らす体験は、デジタル音源では味わえない特別なものです。まずは手軽な組み合わせから始めてみてください。
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